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建築構造計算偽造問題の問題(その5)

前回(その4)は、KOUJINN(旅人)のことを、ちょっとしゃべりすぎてしまいました…(ーー*)。本当はすこし影があるくらいがかっこいいのに、いつもKOUJINN(旅人)はしゃべりすぎてしまいます…。

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■耐震基準は常に更新される
世間ではまるで、「姉歯建築士が絡んでいるから危険だ」とか、「ヒューザーが絡んでいるから危険だ」「彼らが絡んでいないから安全だ」みたいな考えになっていますが、これは大きな間違いです。

構造計算の時に用いられる「耐震基準値」などは、あくまでも「過去に起きた地震を基にして定められている」ということを忘れてはなりません。ここ近年で言えば「阪神淡路大震災」「新潟地震」です。こういう地震が起きるたびに、耐震基準は上書きされ、より強度な基準となっていきます。
逆に言えば、その新基準より以前のデータで作られた建物は、ゴマンとあります。築30年、築40年などという建物もまた、日本国内にかなりあります。こういう年代ものの建物の存在を忘れ、「うちは安全だ」と判断してはいけないのです。

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■認識の薄い行政
土浦市のサイト木造住宅の無料耐震診断についてというページがあります。
このページの目的としては、「土浦市内の木造住宅に対し、耐震診断士を派遣して危険性をチェックしますよ」という趣旨です。

中でも「お知らせ」のページでは現在では手直しされて、文面のニュアンスがまともになっていますが、UPされた当初は「なんと、たった30分で今年の受付は終了してしまいました」とフランクな表現だったのです…(ー_ー)。
マンションが倒壊しても、木造が倒壊しても、人の生き死にに関わる問題。こういう面でまだ、地方行政の建物に対する危険性を重要視していないのかなーと考えてしまうわけです…。

構造計算偽造問題が大きくなっているこの時期、予算を繰上げするなどしても良いのではないでしょうか。。特に土浦市内は経済のピークが昭和30~50年代。この時代に建てられた建物は、非常にもろい。。もちろん木造だけではなく、鉄筋コンクリート造も含まれますよ。。
あまり書きすぎると不安をあおるだけなので、この辺りで止めておきます。が、事実です(--)。

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■最後に…
5回に渡り、建築の構造計算書偽造問題に関連して書いてまいりました。すでに表記したとおり、耐震基準というのは常に更新されます。そしてまた、消費者が建物を購入する場合、値段だけを気にするのではなく、構造上安全なのか?という目を持っていただきたい。

日本では学校で住宅の勉強と言うのをほとんどしません。海外では木造だとか鉄筋コンクリート造(SR造)だとか、レンガ造だとかの勉強をするそうです。。こればかりは教育文化の違いなので、すぐに改善はできません。。せめて住宅を購入する時は、インテリアばかり気にするのではなく(インテリアは建築ではありません)、構造のことにも注意を持っていただきたい。施主が目を向ければ、施工主(建築業者全般)も、良い意味でプレッシャーが掛かり、手抜きをできなくなります。

そしてまた、適切な出費も覚悟して欲しい。「設計費用をただ(無料)にしろ」なんていつまでもやっていたら、見えないところでコストカットされてしまいますよ。善意ある、建築を志す人たちが、建築の世界から離れてしまいますよ。金儲けだけしか頭に無い輩だけの世界になってしまいますよ。善意ある建築を志す人たちを育てるため、果ては、住む人の生命、財産を守るため、建築に対して施主も勉強し、適切な値段を受け入れる。そういうことも必要なのではないでしょうか。

過去に建築を志し、挫折し、去っていったKOUJINN(旅人)の、たわいの無い言葉ですが、どこか気に留めておいていただければ、建築の世界がもっともっとクリーンで、すばらしい世界になるはずです(^▽^)。

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《追記》
こちらのblogでは文字数の関係で書かれていませんが、旧blogの紹介文(上段)の「二級建築士を取得」の部分で「建築士のモチベーションに一級二級の差はないという持論」とあります。この意味は、今までの文章をお読みになっていただいていたのなら、ご理解していただけますよね?。
一級の資格を持っていても、手抜き建築で金儲けをすれば「一級建築士」ではありません。二級建築士の資格しか持っていなくても、「良い建築物を作りたい!」という“心”があれば、一級の建築物を作ることができるのです!(>▽<)。
※法令に定められる制限はあります。

■建築構造計算偽造問題の問題(全5回)
その1)(その2)(その3)(その4)(その5

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| 新聞・WEB記事より | 23:49 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

興味深く読ませていただきました。とても複雑な問題ですが、やはり検査機関がしっかりしていれば、問題がおきないのだと思います。官庁の建築になると、監督官が厳しく検査を現場にてしていきます。初めて監督官と同行したときは驚くほど細かくチェックしてました。ダメなら壊してでもやり直し。人の仕事ですから偶然のミスもありますし、故意のミス(つまり手抜き)もあるわけですので、検査が慎重に行われば完成度も上がると思います。ただ民間になるとコレが甘いですし、施工業者を信じるしかないのですが、下請けが手抜きしたのまで監督が見抜けるかどうかも、また疑わしい。いずれの業者もコストを安くするは必然ですから、あとは各業者の倫理観を信じるしかないのかなぁと思ってしまいます。

| 水ミト | 2005/12/07 18:00 | URL | ≫ EDIT

建築確認の業務が民間に移されましたが、その民間企業に天下りの方々が下りているそうで、その辺りも問題になっているようです。結局のところ、(便利な言葉ですが)モチベーションが保てるか保てないかが重要で、民間だろうと公務員であろうと立場は関係ないのかなーと思っています・・・(--)。

| KOUJINN(旅人) | 2005/12/08 00:16 | URL | ≫ EDIT















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